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大浪池
大浪池
周囲1.9km、水深11.6m。
標高1230mの高地にあり火口湖としては日本一の標高です。
登山道入り口は霧島スカイラインの途中にあり、駐車場とトイレが完備されています。登山道は石畳で整備されていて歩きやすく、新緑の季節には原生林の中でウグイスの鳴き声が響き、とてもすがすがしい山歩きを堪能すろことができます。
 山頂ではコバルト色をした水面と韓国岳、高千穂峰、新燃岳など霧島を代表する山々を一望でき、年間を通じ多くの登山客が訪れています。
秋の紅葉、冬の霧氷の観光スポットとしても知られています。

大浪池


登山道

氷結した大浪池

大浪池より韓国岳を望む

歩く(大浪池登山コース)
所要時間 約2.5時間
大浪池登山口

(40分)

大浪池非難小屋
(40分)
韓国岳非難小屋
(50分)
大浪池非難小屋
(30分)
大浪池登山口
周囲1.9キロメートル、水深11.6メートルの大浪池は日本一標高が高い火口湖です。登山口から原生林のなかを登るとたくさんの野鳥の鳴き声が聞こえてきます。大浪池非難小屋付近では、正面に韓国岳、振り返ると錦江湾が望めます。このコースは霧島連山が良く見渡せ、平日でもトレッキングを楽しむ人が大勢います。
大浪池の伝説
大浪池の名前の由来は「お浪」という娘にまつわる伝説から、名付けられたと言われています。

   昔、神々しい池のほとりに村の庄屋が住んでいました。何ひとつ不足の無い暮らしでしたが、ただひとつ子宝に恵まれないのが寂しい限りでした。そこで、夫婦はお山の神様に願いをかけることにしました。やがて願いは叶い、妻は身ごもり美しい玉のような女の子を産むことができました。やさしく「お浪」と名づけられたその子は、両親の厚い愛情を受け、その美しさと気品に村の人々は女神様の生まれ変わりだとさえ語り合いました。
   十八歳の春が来ました。美しく気立てのやさしいお浪には、多くの縁談がありました。ところが、肝心のお浪は、結婚の話を両親から聞かされるごとに、ただ寂しくほほえむばかりでした。両親の心遣いを見るにつけ、お浪は泣くよりほかにありませんでした。お浪は、とうとう病気になってしまい、あの美しさは見るかげもなくやつれてしまいました。

  霧島の森に月がこうこうと照る夜更け、お浪は「山の奥へ行ってみたい」と言ってきかず、父親は仕方なく娘の願いを聞き入れて、二人で山の奥へとはいっていきました。山中の池のほとりに来た時、突然お浪の瞳が輝き、お浪は父の手を振り切って、池の中へ身を投げてしまいました。父親は驚き、気が狂わんばかりにお浪を呼びつづけましたが、お浪は、二度とその美しい姿を見せませんでした。青い水面は、何事もなかったように静寂にもどりました。

  お浪は、この池に住む竜王の化身でした。庄屋夫婦の熱心な願いを聞き、庄屋の娘となっていたのでした。
それから、この池を「お浪の池」と呼ぶようになりました。

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